障害者として働く1

先日、障害者支援を目指す専門家のための『企業での障害者就労支援セミナー』に行ってきました。

民間企業における障害者の雇用率は平成30年度で2.05%であり、精神障害者の占める割合が増加しています(前年比約1.3倍)。しかし、職場定着率は1年後が49.3%と他の障害と比べてもかなり低くなっています(発達71.5%、知的68.0%、身体60.8%)。精神障害がある方の就労においては、定着支援が重要であることは言うまでもありませんね。

特例子会社の方々の話もありました。会社の人事関係の方は障害者として働く人がより仕事をしやすいように配慮し、社員との面談をしたり、精神保健福祉士を常駐させいつでも相談できる環境を整えたりと手厚いサポートしているようでした。

実際に障害者として働いている人は、障害受容と企業側の配慮、自分のことをサポートしてくれる専門家の存在が仕事を続けていくには大切だと語られていました。

 

2019年11月25日