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ビジネスIT事務(5月)②

昨日から5月スタートの公共職業訓練「ビジネスIT事務」コースの募集が始まりました。この訓練は企業で行われている事務業務を広く学べる内容となっています。このコースはパソコンを使った事務業務を学んでいきますが、経営資源と言われている「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の中の「モノ」以外を扱っていきます。「カネ」=会計分野では、簿記と会計ソフトを学習します。簿記は企業が求人票の中で「求めるスキル」として掲げていることも多く就活の際にはもっていれば有利になる資格の一つでしょう。ただし、実務としては会計ソフトやエクセルを利用しての経理処理も欠かせません。「ヒト」=人事分野では、労務管理や給与計算の基礎を学んだ後、実務で必要な書類作成や計算などの演習を多く取り入れます。実務に直結する内容となっています。「実務」にこだわった訓練内容が特徴です。

「ビジネス基礎」講義では対人関係やメンタルヘルスなども扱います。自分も相手も大切にするコミュニケーションを身につけていろんな力をつけて再び社会へ羽ばたいていきましょう。

 

 

2020年03月17日

ビジネスIT事務(5月)①

今日から公共職業訓練「ビジネスIT事務(5月)」の募集が始まりました。

新型コロナウィルスの影響で心配していましたが、いつも通りお問合せいただいており、少し安心しています。

この「ビジネスIT事務」は、4ヶ月かけて事務的な仕事をするために必要な知識やスキルを学習し身につけていくクラスです。

ワード、エクセル、パワーポイントは基礎から実務レベルまでしっかりと学習します。訓練終了後にはオフィスソフトを使いこなせる自分になっていると思います。その分しっかり学習していただきますが・・・。

過去に修了した先輩たちのコメントです。

「最初は覚えることが沢山で大変!!と思ってしまいますが、日々の積み重ねで訓練が修了する頃には学習した分沢山のことが身についています!その後の就職先で活かせることを願っています。」

「ここでの学びは事務という仕事以外でも十分役立つものでした(コミュニケーションも含め)。ただ、スピード感にのれないと辛いかも・・・。一つ一つ丁寧に学び直しをしながら進んでください。学ぶ事は楽しいですよ!!」

 

2020年03月16日

アサーション研修

2月10・11日に「アサーションに必要なグループアプローチ研修」に行ってきました。平木典子先生の研修会に参加するのは3回目となりますが、毎回多くの学びがあります。

今回はグループアプローチ研修です。私は日頃職業訓練の講義の中でグループワークを行うことがあるので、グループをどのように扱い、どのような学びがあり、どのように活かしていくかを自分が参加者として体験することは重要だと考えています。

毎回感じることですが、グループワークは参加するメンバーが影響し合いながら多様な気づきが得られます。今回私が入ったグループはとても心地よく、何を言っても何をしても温かく受け止めてくれるメンバーたちでした。

主催する「日本アサーション協会」の今後のリーフレットをいただいたので載せておきますね。ご興味のある方はどうぞ。

協働のためのアサーション・トレーニング


2020年02月13日

日商簿記検定合格発表

11月の日商簿記検定試験の合格発表があり、過去の受講生のみなさんから続々と合格の連絡が届いています。今のところ全員「合格」で不合格のご連絡はいただいていませんが、不合格でしたとは言いづらいでしょうか・・・

ブルージュ川口教室では、実施している全ての訓練で日商簿記検定3級の学習をします。初めて学習する人がほとんどで、学習し始めの頃はとても苦労されています。簿記科目学習の時期は毎日復習をされているようです。

私が学校を卒業して就職した頃を思い出すと、仕事が休みの時は毎日仕事のための勉強をしていました。学習塾で中学受験の担当をしていたので、1年間は予習の毎日だったことを思い出します。2年目以降もいろいろ勉強することがありました。Windowsが出始めの頃でしたし、進路指導について、福祉に関する知識も必要でした。今は、成年後見やメンタルヘルス、行動心理などについて本を読んだりしています。

いくつになっても知識が増えたりできることが増えたりすることは楽しいですね。

 

2019年12月06日

埼玉県委託訓練2月開講

12月2日で1月開講講座の募集が終わり、12月13日から2月開講講座の募集が始まります。

ブルージュ川口教室では、1月開講講座は「ビジネスIT事務」、2月開講講座は「一般事務」と2か月連続した開講となります。

この2つの講座の違いは、まずは期間です。「ビジネスIT事務」は4ヶ月で「一般事務」は3か月です。4ヶ月の方がゆったりとしたカリキュラムになっています。じっくり学びたい方には4ヶ月の講座がおすすめです。一方、できるだけ早く知識や実務を学んで就職したいという方には3か月講座の方がおすすめです。

当訓練の特徴は「実務力」です。知識やスキルの習得だけでは実際の仕事に活かせるかどうか分かりません。いくら資格を持っていても仕事に行かせなければあまり意味はありません。知識やスキルを実務に活かせることが社会で求められていると私は考えています。

訓練では、できるだけ多くの実務に即した学びを取り入れています。会社内に見立てたグループワークも多く取り入れます。自分の中だけの知識やスキルではなく、周りを巻き込める実力をつけてほしいと考えています。

参加される方には大変な3か月になるでしょう。人生の中で一番勉強したとおっしゃる受講生も多いです。私は「事務職に就いたら、一生勉強だよ」と言います。事務職は頭を使う仕事ですし、できることが増えればさらにその上もとか横に広げてとか考えたり求められたりするからです。

職業訓練は、勉強だけでなく多くの学びをする場所です。成長し続けたい方のご参加をお待ちしています。

 

2019年12月04日

成年後見

会福祉士個人の活動として成年後見人をしています。先日ご本人がどうしてもスマートフォンがほしいということで契約に行ってきました。

金銭的な余裕はないのですが、唯一といっていいほどの楽しみであることとできるだけ本人の希望をかなえてあげたいという想いから「格安スマホ」ならなんとかしようと動きました。

まず、契約には本人がいないといけないというだったので本人がいる地域のショップを探し下調べにいったところ、二つキャリアの候補があがりそのうちの一つと契約することにしました。

本人を連れてショップにいったところ、成年後見人用の代理キャッシュカードでは使えないということになり契約ができないと言われ本人はしょんぼり。長年の夢がすぐ目の前にあったのに・・・。本人の落胆ぶりは可哀そうなくらいでした。

いろいろと交渉し、なんとか契約できる方法も模索したところ、結局はもう一つ別キャリアの方なら何とかできるかもと画策したところやっと契約できました!お店での所要時間は5時間、長~い滞在でした。

何度か携帯ショップを訪ねましたが「成年後見」という制度が知られていないこと、携帯各社が成年被後見人のことを考えてくれていないことが分かりとても残念な気持ちになりました。

本人は大喜びでしばらくは毎日何回かlineがくるほど。苦労した甲斐はありました。

 

 

2019年11月26日

障害者として働く2

ブルージュ川口校の職業訓練には、障害をもつ方も参加されます。

精神障害、発達障害、身体障害、難病の方々です。その障害をオープンにされる方もいらっしゃればクローズにされる方もいらっしゃいます。クローズの方々は、障害があることを知られたくないということでしょうか。それも理解できる気はします。

精神保健福祉士として、個人的にはオープンにしていただいた方が配慮がしやすいのでありがたいと思っています。

職業訓練ですから就職をしてもらう必要があります。障害がある今の自分はどのような仕事や働き方なら続けていけるのか、一緒に考えたいと思っています。

また、職業訓練を修了するのは結構大変です。特に!?ウチは大変だと思います。日程的にも内容的にも内容がかなり濃いです。その訓練を乗り切るためにもオープンにしていただくことで配慮することができると思います。

 

 

2019年11月25日

障害者として働く1

先日、障害者支援を目指す専門家のための『企業での障害者就労支援セミナー』に行ってきました。

民間企業における障害者の雇用率は平成30年度で2.05%であり、精神障害者の占める割合が増加しています(前年比約1.3倍)。しかし、職場定着率は1年後が49.3%と他の障害と比べてもかなり低くなっています(発達71.5%、知的68.0%、身体60.8%)。精神障害がある方の就労においては、定着支援が重要であることは言うまでもありませんね。

特例子会社の方々の話もありました。会社の人事関係の方は障害者として働く人がより仕事をしやすいように配慮し、社員との面談をしたり、精神保健福祉士を常駐させいつでも相談できる環境を整えたりと手厚いサポートしているようでした。

実際に障害者として働いている人は、障害受容と企業側の配慮、自分のことをサポートしてくれる専門家の存在が仕事を続けていくには大切だと語られていました。

 

2019年11月25日